「IT×観光」をテーマにしたアプリ開発!「信州観光ハッカソン」を見学してきました


本記事は NSEG Advent Calendar 2015 参加記事です。

NSEG とは?長野県をキーワードにコンピューターでおもしろいことをしようという人たちの集まりです。えーと、正確には、今となってはそう言って無駄に間口を広げているのはぼく1人になってしまった気がしていますが(汗。

まあ早いハナシが「長野のIT勉強会」です。

昨日12月5日から本日12月6日にかけて、長野県主催のハッカソンが信州大学工学部で行われています。「長野県でコンピューターでおもしろいこと」を標榜するアタクシとしては参加しないわけにはいかないと思ったものの、寄る年波により休日の丸2日ハッカソンに参加したら来週のおシゴトに障るのは間違いないので(汗)、昨日の初日のみ見学してまいったご報告をさせていただきます。

それNSEGと関係ないんじゃ?」といわれればそうかもしれませんが、そんなことあたしの知ったことじゃありません。ありませんとも。

題して『「IT×観光」をテーマにしたアプリ開発!信州観光ハッカソン』!なげえ!

NSEG関係のひともひとりぐらいいるかと思ったらまったくおられませんでしたw。

まずは eResort Inc. 代表 釼持勝さんによるインプットセミナー。eResort Inc.というのはどうもググらビリティが低いようで、サイトを発見できなかったのですが…。

「インバウンド受入環境整備の先駆者」とのことで大変おもしろいおはなしをたくさん、いや実際ものすごい情報量のプレゼンをしていただきました。

ネタ的におもしろかったワードをいくつか抽出すると…

  • 日本人は江戸時代からよそ者が嫌い→鎖国・関所
  • ある地域は「外国人おことわり」なマイナスからスタート。「オーストラリア人ひとり来ると、誰にいくらお金が回るか」という漫画で説得した
  • 群馬のスキー場では翌日の朝にはスキー場全体の宿泊客数状況が共有される仕組みを作った
  • 案内地図や標識をつくるにあたり、すべての「通り」テキトーな名前をつけた。「ゴンドラ坂」のような単純な「ヒドい」名前
  • 外国人むけパンフはほとんどみられないので作っちゃダメ。女性のハンドバッグに入るサイズの現地ガイドが必要

などなど。もちろんこんなもんじゃないです。スライドをどこかで公開してほしー!

実は先日、本業の関係で千曲市観光協会で行われたセミナーにも参加してきたのですが、そちらと同じようなキーワードがいくつか出ていました。「日本版DMO」というのがこの方面ではバズワードなんですかね。

次はアイディアソン。釼持さんのご指導のもと、ジャーマンポークカツレツカスタマージャーニーマップというものを作って、外国人が信州に観光に来ようと思うところから帰るまでのシナリオを想定してそれに対する問題点を洗い出していく作業を行いました。

カスタマージャーニーマップ

正直最初は「なにこれ?」て感じでやってたのですが、「アイディア出し」をするには「ブレインストーミング」などという不毛な会議をやるよりはよっぽどいい方法だと思います。イマドキブレストなんかやるひとおらんか。

ワタシは見学者なのだけれどもアイディアソンには参加させてもらっちゃいました。同じチームの方は信州出身だけど現在は金沢の大学に通われている学生さんと、松本で電機関係の開発をされている方。

メンバーの海外渡航経験として「電源の変換タップがなかったときはつらかった」ということがあったそうで、空港や駅、新幹線の車内など、どこでもそういうものを貸し出ししてもらえて、どこの空港や駅、別の新幹線車内でも返せると嬉しいというアイディアが出ました。

んーとそれビジネスモデルとしておもしろいし、バックエンドではITが絶対必要だけど、ハッカソンでモデルにするにはちょっと難しいかな…と思ったものの、返却漏れや盗難を防ぐにはその貸し出したモノを追跡する必要があるので、ICタグかなんかをつけたら…あれ?それによって旅行者の行動データがトラッキングできてしまうのでは…と、なんだかものすごいアイディアに膨らんで行きました。

ただ、今回指導役ということで運営団体からいらっしゃってた、ハッカソン参加経験が豊富でいらっしゃるらしいメンターの方にはお気に召さなかったようで、なんかもっとフツーのものに落ち着いていったのですが、まあワタシは見学者なんで仕様の整理だけお手伝いできれば…と思ったのですけども、どうやらそれすらお気に召さなかったようで(苦笑)、チームで話した内容から大幅にそのひとのアイディアに寄せたあと、「そんなん車輪の再発明だから既存サイトにリンクすればいいんじゃね?」ということで、最終的にそういうアプリになりそうな見込みです(大爆笑)。すげーな、ハッカソンてそういうものなのか。

いやもちろん、時間の限られたハッカソンというイベント内でリザルトを出すのは重要なので、成果物を絞っていくのは大事なことだと思います。どうでしょう、こんなものでフォローになってますか(ォィ

もとのアイディアは相当におもしろいものなので、プロトタイプはともかくプレゼン次第ではかなりよくなると思うわけで、「スライドの作成ならまかせろ!」という頼もしい方がいらっしゃったので、最終的にどうなるのか興味深いです。見れるのかどうかしらんけど。

その他、YuMake.LLC 代表佐藤拓也さんによる気象APIのご紹介やら、Niftyクラウドのスマホアプリのバックエンドに特化したBaaS mobile backend のご紹介がありました。

気象APIについては、以前なにかでそういうものを企業として提供されているところがあるというハナシは聞いた記憶があったのですが、まさにそこの方だったのでいろいろお話をおききできてよかったです。これはアレとか本業のソレとかで使わせていただくかもしれませんw。

Twillio というクラウド電話APIのご紹介もある予定だったんですけど、なんだか理由はわかりませんが懇親会兼ねた夕食タイムの後でということになってしまいました。ワタシは見学者だということで、当然のように受付で懇親会には出ないという扱いになっていたので (案内メールではそんなこと書いてなかったけどなあ。昼飯は出ないから外で食ってきてってことだったけど)、内容おききできなかったのは残念でした。これも本業のほうで使えればと思うところがあったのですけども、まあ説明役でいらしてた方はKDDIの方ではないようなので、後でKDDIさんに問い合わせてみよう。

ていうか、あんた本業なんなの?
幅が広がりまくってて何屋さんなのかよくわからなくなってきてますけども…

というわけで、ハッカソンの本番はたぶん今日行われているのでしょう。最終的にどうなるのかは興味深いですけど、なんらか成果は見れるのでしょうか。期待したいです。


2 comments on “「IT×観光」をテーマにしたアプリ開発!「信州観光ハッカソン」を見学してきました
  1. 釼持です。プレゼンのスライドが必要でしたら、どこかのオンラインストレージにアップしますよ(笑)
    FBで連絡下さい(笑)

コメントを残す