twitterのゆるい優しさ

富士山

えーと、先日の3連休のトキ、富士山の方へ家族で行ってきました。

そもそもは、ウチの奥様が「富士山を観にいきたい!」とのたまわれたことが発端。

奥様「いいよー、富士山は。なんかもう神秘的というか霊験あらたかというか」
俺様「そうは言うけど、ワシゃ観たことないからピンと来ないんだけど。ただ観るダケなの?」
奥様「それがいいんじゃないそれが」
俺様「でも子供達は飽きるでしょ?」
奥様「だからさぁ、静岡なんだから、近くできっとイチゴ狩りとかやってるよ。ソレ行けばいいじゃない」
俺様「イチゴ狩りってハウスの中でしょ?ウチの近所で充分じゃないの (すぐ近くに名所がある)。富士山見えないじゃないの。そもそもねぇ、富士山行くはいいけど、行けばどっからでも見えるってワケじゃないんじゃないの?」
奥様「アンタ観たことないからそういうこと言うんだよ。とにかくもうでーっかいんだから。どこからでも見えるって」
俺様「いやいや、一応目的地を何箇所か設定しておかないと闇雲に行ってもツラいことになると思うよぉ?ここ (長野県) から行くとまずどのあたりに着くのよ」
奥様「えーと、地図によると河口湖のあたり」
俺様「…それ静岡じゃなくて山梨なんじゃないの??」

というわけで、これが出発前日の夜という有様。

で、なんとはナシに、twitter で問いかけてみた「家族が富士山の方へドライブ行きたいってるけど、どこ行けばおもしろいかな?

すると、まさかとは思ったのだけれども、まったく見ず知らずの方お二人からたくさんアドバイスをいただいたのでした。これはちょっと衝撃的事件。

例えばパソコン通信やメーリングリストとかだとある程度同じフォーラムなりBBSである程度ネットワーク経由で会話したことのある方が反応してくださるでしょう。
2ちゃんねるとかでも、ある特定の同じ話題(スレッド)に興味を持っているヒトどうしで、そういう情報交換があるのもわかる。

上記の場合は、まったくなんの脈略も無く、当方がぽつりとつぶやいたことに対して、それまで一度も会話を交わしたことがなく、ましてやたぶん同じトキに同じことに興味を持ってらっしゃるワケにない方から情報をいただいたのである!

フツー子連れで富士山の方へ遊びに行くと言ったらば、富士急ハイランドとか行くんでしょうが、基本線スピード嫌いなワシとウチの兄弟達は(奥様はそうでもないのだが…)アウトオブ眼中。

で、教えていただいた「鳴沢氷穴&富岳風穴」という溶岩樹型(つまり洞窟)に行って参りまして、家族一同無茶苦茶楽しかったのでした。しかも「氷穴」と「風穴」をつなぐ遊歩道がですな、噂に名高い「青木ヶ原樹海」なんですねぇ。いやぁびっくりした。はじめてみたけどこんなにおもしろいモノだとは。

兄「おとーさん!あそこにコウモリ穴っていう看板がある!次来たらあそこに行こうね!!」

うーむ。。。



…実は、帰宅してから気がついて、そのトキはすっかり忘れていたんだけど、おいら前々日まで諸星大二郎氏の「妖怪ハンター 天の巻」を読んでたので、余計に青木ヶ原樹海がおもしろかったのかもしれない。

さらに、そういうコアなハナシだけではなく、そのあたりはうどんの名産地だというおハナシも教えていただいていたので、昼にはとーてもおいしいうどんを食べることができたのでした。知らなきゃファストフードかファミレス行ってたな、きっと。

もちろん、ワシらおとこのこが楽しいばっかりでなく、奥様にも喜んでいただけるように「ukai河口湖 オルゴールの森美術館」さんにもお邪魔してきました。ここもとっても素敵でしたな。もちろんこれも twitter で教えていただきました。

まあ、そんなこんなで、もちろん富士山方面日帰り旅行が楽しかったのは当然として、twitter 恐るべし!ということを実感した、そんな塩梅だったのでした。

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