radiko やらじるで録音したファイルを GooglePlayMusic にアップロード

これまで書いたように、「Linux で Radiko を録音する」「Linux でらじるらじるも録音しちゃう」で録音した mp3 ファイルは、Box を WebDAV マウントして保存しておき、「録音したラジオ番組をPodcastにしてiPhoneに自動ダウンロード」のカンジで Podcast にして聴いている。

Box の無料アカウントの容量が一律 (これまでは特別な操作をしたひとにのみボーナスでだった) 50GB になったそうなので、いよいよ使いがいのあることになったものの、やはり日々録音しているとガンガン増えていってしまう。

まあ聴き返さないであろうファイルは毎月月初に消したりしているんだけども、とっておきたい番組は別の場所にバックアップしてはどうかと。それもやっぱり聴きたくなったら PC やスマホですぐ聴けるところにおいときたい。

とゆーわけで、Google Play Music にファイルをおいとけないだろうかと考えた。

ただし、そもそも Google Play Music は以下の問題がある。

日本ではサービスインしていないので、使えるようにするにはそれなりにインチキする必要がある
ファイルのアップロードには「ミュージックマネージャー」という専用クライアントを使う必要がある
ミュージックマネージャーは iTunes ライブラリ、Windows Media Player ライブラリ、指定フォルダ内の音声ファイルすべてをアップロードするというものであり、特定のファイルを１つずつアップロードしたいという場合に微妙に不便

というわけで、録音したラジオ番組のバックアップには微妙に使えそうで使えないのだけれども (汗)、下記方法でなんとかなった。

まずは Google Play Music を使えるようにしないとハナシにならないので、このあたりを参考に使えるようにしよう。

次。もちろんこの話題は Linux で radiko やらじるを録音する話題の続きなので、Linux でのハナシ。
こちらの Python ライブラリのリポジトリを clone してインストールする。

だいたいこんなカンジ。

$ cd ~
$ git clone https://github.com/simon-weber/Unofficial-Google-Music-API.git
$ cd Unofficial-Google-Music-API
$ sudo python setup.py install

次に、拙作の次のスクリプトをダウンロードして実行属性を与える。例によってリンク先のソースコード右上にある「<>」ってところをクリックして保存すればダウンロードできるみたいよ。はじめて書いた Python のコードなので、変なところがあったら指摘してくださいまし。

コード中の「GoogleID」と「Password」のところは自分の Google のアカウントのものと書き換えておく。む？そういえば２段階認証にしているひとはどうなるんだろうこれ？すみませんわかりません….。

で、以前の rec_radiko.sh とか rec_nhk.sh とかの末尾に以下のように書き加えよう (このスクリプトを /usr/local/bin に設置した場合)。

/use/local/bin/radiko2gmusic.py "${outdir}/${PREFIX}_${date}.mp3"

パラメータで与えられたファイルを Google Play Music にアップロードしたあと、ファイル名から日付部分をのぞいたもの、つまり番組名もしくは放送局名別にプレイリストを作って仕分けするようになっている。

そんなわけで、これまでのスクリプトが大前提になっているので注意されたい。汎用に使えるように、第１パラメータのファイルをアップロードして第２パラメータで指定した文字列のプレイリストに仕分けするスクリプトも作ってみたので以下に転がしておく。

と、ここまで書いてから、ほぼ同じ話題をこちらに発見。

あわせてご参照ください。てかこの先の記事もそこからリンク辿って行くと巡り巡ってワシのところに返ってくるという不思議な循環構造。世間て狭いね…

追記：
さらにググったらもうひとかた発見

なるほど、Python てこう書くのか(汗)。てゆーかみんな考えること同じスギ…