プログラマは淘汰されるべきときにきたのかもしんない

はてなのサービスはなんとなくほとんど使っていないのだが (特に理由はない)、ちょっと看過できないハナシが匿名ダイアリー(増田ってゆうの?)にあがっていた。

プログラマ大量自宅待機現象

この記事で匿名氏が言っているのは、まぎれもない事実。

そしてコメント欄で「前よりシゴト増えてる」と言っているヒトもまた事実。

これはたぶん、当ブログ開設前に本家日記以前書いたように、(コ)の業界(一般的には「IT業界」と呼ばれる)の技術者派遣の派遣ぎりが本格化してきたということなのではないかと思う。

いつからか「開発コスト削減」などと言って、製造業と同じように大手 IT ゼネコンの自社社員は上流工程のみ行い、下流工程は周辺の下請け業者からの要員派遣(特定派遣)によって、もっといえば海外へのオフショア開発によってまかなうといったことが行われてきた。「アウトソーシング」などという耳あたりの良い言葉で。

もともと過剰品質といわれていたのに、最近その印象からは正反対な話題が少なからずな NTT データ社の社長さんが、「内製率を高めたい」と言ってたりと、この傾向はより強くなっていくだろう。

実は、「いいことだ」と思う。

短期的には会社の都合で給金が減ったり失業したりといった方が増えるのは残念(あまりヒトのこと言えないケド…)ではあるけれども、長期的には良いコトなんじゃないかと思う。

(コ)の業界は中途半端に産業化してしまった。
しかし、以前書いたように、「ソフトウェアは工業製品ではない」。

また、この記事で某大手が地方の下請け IT 屋を集めてやった講習会で「製造はパートのおばちゃんとかでもできるようになるべきだ」と言っていたというハナシも書いた。

別に「パートのおばちゃんが100%意識が低い」などと言う気はさらさらなくて、すばらしいヒトも少なからずいるのだけれども。

結局、そんなことばっかし言ってた業務系、組み込み・制御系は見るも無残な有様となってしまい、技術者を大量に自宅待機させるようなハメになっている。

ついでだけれども、この際みんな業種を変えてくんないかしら?などと乱暴なことを思うのである。

このシゴトは好きでなければできない。
情熱がなければ絶対にできないシゴトだと思う。

確かに今は会社のせいでうまくいかないことが9割ガタかもしんないけど。
じゃあ自分はどうするんだ!?ということを、この世間的な不況になる前から自覚していなかった人たちは、良い機会なんでご退場いただきたい。

情熱をもってコのシゴトをしている人たちに譲ってくれよ!と。
あんた達と一緒にするなよ!と。

確かに今はツラいトキで、オレだって相当ツラいけんども。

なんとなく株価が回復して、なんとなく元に戻るなら、そっちの方がイヤだと思う。

だから今、ホントにツライ目にあっている、オレなんかよりよっぽど情熱をもっている方々。
もう少しがんばりましょう。お互いに。

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