GPL って疎結合なプロセス通信には感染しないの?

まあしつこく先日の続きなんですが。

最近おシゴトの別件で必要があったので、改めて FLOSS ライセンス達を調べた…っつーか、今や Wikipedia 日本版に要点がまとまってんのね。調べるまでもない。いやー素晴らしい。ってーか、あの頃はこんなのも読んでられないほどヒドい生活だったのだなぁ (遠い目)。

で、GPL の記述 → http://ja.wikipedia.org/wiki/GPL。
以下引用。

よくある誤解

(略)

プロセス間通信も結合である

GPLと結合したソフトウェアはGPLでなくてはならないが、プロセス間通信や別プロセスとしての起動やカーネル・ユーザーモードの通信などは、結合に当たらないため、プロセス間通信でやりとりするソフトウェアはGPLにする必要はない。

へー、そうだったのか (うぉい!)

ってことはですね。もともとワシが気にしていた Ext.js なんだけども、アレと密都合するのは JavaScript アプリケーションであって、それと Web サービスでリモートプロシージャコール (とは限らんけど) なサーバサイドアプリは気にせんで良いわけか。
さらに、そもそも JavaScript はクライアントサイドで実行されるスクリプトなので、ソースの配布も実行時点で済んでるワケですか。

じゃあいいじゃん、Ext,js 使えば<今更なに言ってんだか orz。

というわけで、騒いだ割には結局なんでもなかったと、そんなコトでございました。

コメント

  1. 匿名 より:

    まちがってっぞ
    wikipediaなんかじゃなくGNUのFAQ見てくれ

  2. 匿名 より:

    あぁごめんなさい
    >疎結合なプロセス通信には感染しないの?
    が主題だからいいのか

    wikipediaが間違ってるのは変わらないんだけど

  3. matchy より:

    やっぱwikipediaじゃダメ?
    はーい、後でちゃんとかくにんしまーす

  4. 匿名 より:

    なんか勢いでひどいこと書いてすいません

    自分の発言の補足をしておきますと、これですね
    (日本語訳ですが・・・)
    http://www.gnu.org/licenses/gpl-faq.ja.html#MereAggregation
    wikipediaでは、プロセス間通信なら大丈夫と言い切る形だったので、間違ってるなぁと

    で、
    http://www.gnu.org/licenses/gpl-faq.ja.html#GPLAndPlugins
    にあるように、繋がりが薄ければ感染しないのは明白なので、貴方の結論にけちつけたのは間違いだったわけでどうもすいませんでした

  5. matchy より:

    ああ、どもどもすみません。
    いや、正直「わかってんならヒントぐらい教えてくれてもいいじゃんか」と思ったのは内緒ですが<内緒にしてねぇよ!

    期待をはるかに上回るご丁寧な解説ありがとうございます。恐縮です。

    しっかし「G」関係はよくわかんねーっスよねぇ。
    なんだかんだいって無意識に避けてしまうような、そんな塩梅。

  6. matchy より:

    あー、思い出した。
    言い訳をすると、「プロセス間通信」と言っても、それが「密結合」ならさすがにそうではねぇだろと思ったんですね。

    なので、「疎結合」などと逃げやすいことを書いてみたのです。
    っつーか、よくわかんねーモノはわかんねーよww