Radiko のビットレート

ラジオ

さて、radikoやらじる★らじるを録音してPodcastにして個人的に楽しんじゃおう企画のたぶん最後の話題。

ワタシはこれら録音ファイルはビットレート128kbpsのmp3ファイルにエンコーディングしているわけだけれども、果たしてそれは最適なのだろうか

そもそもこれらの放送はどういうビットレートで配信されているのか。えーとオフィシャル情報は見当たらないのだけれども、Wikipedia にこんな記述がある。

採用技術
IPv4のユニキャストを採用。試験配信開始時の採用コーデック・ビットレートは全局統一でHE-AAC v2 48kbpsのステレオで、着うたフルと同等レベルとしていた。

ええっ!?意外に低い…。radikoの録音はrtmpdumpというツールでflvをぶっこぬき、音声トラックをffmpegで変換しているわけなので、では変換しないで単純に音声トラックだけ分解してみたらどうだろう…と思って、以下のように分解してみた。

ffmpeg -i hoge.flv -acodec copy fuga.m4a

しかし…明らかに音質が悪くなっている。いわいる田舎のモノラルなAMラジオと同等な品質になってる。せっかくキー局のステレオな放送を録音したハズなのにこれは悲しい。

どうやら僕が使っているffmpegはHE-AACに対応していないので、HEなしのAACに強制変換されてしまっているらしい。

で、いろいろとググってみたらここまで調べてらっしゃる方を発見。

radikoのflvから取り出したAACはなぜiTunesで読めないのか? – ザリガニが見ていた…。

こちらの方はHE-AACに対応していないffmpegで劣化なしのオーディオトラックの分離に成功しているようで、おいらはできないのでなんだか納得いかないものがあるけれども、取り出すことができたところでAppleのQuickTimeおよびiTunesでは再生できないということらしい。

というわけで、「HE-AAC」というものについていまひとつ理解していないのでなんなのだけど(汗)、当然ビットレートが低い方がファイルサイズは小さくなるだろうし、どうせならエンコードしなおさない方が劣化も少ないだろうから、HE-AACをそのまま取り出せればそれに越したことはないのだけれども、それは少なくともApple系のプレイヤーを使っている限りあまりよろしくない状況だということのようだ。

というわけで、なんだかんだいってmp3 128kbpsぐらいにするのが、音質的にも程よく良くて悪くて、それ以上に対応デバイスの関係で取り回しが良いのだろうなーと思っている。

なんだかビシっとした結論が出なくて恐縮ですが、まあそんなカンジで(汗

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